2025-01-01から1年間の記事一覧

宝石の煌めき,カタン,バトルラインの収納箱を3Dプリンタで作ってみた! (ゲームマーケット2025春出展 5/18 R14ブース)

概要 普段はAIやロボットの話ばかり投稿しているのですが、今回はもう一つの趣味のボードゲーム×3Dプリンタの話。宝石の煌めきとカタン、バトルラインの収納箱を専用設計してゲームマーケット2025とBASEで販売しているので紹介します。 趣味でボードゲーム…

日本語コーディング性能が最も高いローカルLLMモデルは何か?MGSMベンチを実施して考察した

概要 gemma3,qwq等々、24GB程度のVRAMで動き、かつ性能が高いとされるローカルLLMモデルがどんどん出てきています。それぞれ、英語や多言語のベンチマークをそれぞれ出してきて我こそが最高性能だ!って言いあっているわけですが、私がLLMに求めているものは…

Cline(RooCode)を使えば3時間でollamaのwebクライアントができた(合計30ドル)

概要 Roo Code(Sonnet3.7)を使って簡易的なollamaクライアントアプリを作ったので、作成の流れと費用、設計にあたって感じたポイントを共有していきます。 今回は、RooCodeに指示を出すだけで全くコードを書かずに、たった3時間で公開までこぎつけられました…

自律走行ロボットの障害物回避判定にgpt-4oを使ってみた(つくばチャレンジ2024)

概要 つくばチャレンジ2024を完走した際の実装内容は以下記事にまとめましたが、gpt-4oのVLMを用いて障害物回避判定を行う部分については、少し新規性があるかなと思うので、本記事で少し詳しくまとめました。 今回の実装で自律走行というリアルタイム性の高…

ロボットの自律走行コンテスト「つくばチャレンジ2024」完走したので実装内容を振り返る

はじめに ロボットが遊歩道環境を2km程度走行する走行コンテストに個人サークル、週末組2024として参加し、完走&信号認識課題を達成したので、実装内容について共有します。 自己開発した部分はさほど多くなく、かつシンプルな実装となっているため、他の…

ローカルLLM マルチGPUの生成速度への影響を評価する

概要 以下の記事にて、GPU2枚で40GBのVRAMを搭載したPCを構築しましたが、GPU1枚から2枚に分散することによってどれほど速度が落ちるのかを評価してみました。結論としては許容範囲内の速度低下だったので一安心。詳細は下をご確認ください。 モデル一つでの…

ローカルLLMで遊ぶためにVRAM40GBのPCを構築したので、その顛末を記録する(計40万円)

概要 2024年後半からどんどん小規模で性能のいいモデルが出てきて、”ローカルLLMなのに良い”という評価から、”普通に性能がいい”という評価に代わってきている気がしていました。 そんな中でDeepseekR1が公開されて、いよいよ手元で触ってみたいな・・・とい…

3Dプリントした物体の底面の一部が白くなってしまった場合の解決方法

黒色フィラメントを使う際のストレス、底面の白いムラ 少し劣化したビルドプレートを使って、黒い物体を造形しているとよく見るこの白いムラ。 別に強度には影響がないけれど、見た目が悪くてイマイチ。。。 完成してビルドプレートからはがした時のがっかり…

bambu lab P1S(AMS版)を購入して半年、おすすめの設定やフィラメントを振り返る

概要 ロボットの部品やボードゲームの収納箱を作成するために、半年ほど前にi3megaからP1Sに3Dプリンタを更新しました。 P1Sを使ってみての感想や、おすすめの部材、メンテナンスについてまとめています。 P1Sとは 3Dプリンタといえば最近一番に出てくるの…

ollamaのモデル保存先を変える(Win11)

概要 3DCADとローカルLLM用にRTX4070Ti Superを購入したので、ollamaを試してみました。その際にモデルの保存先を変更しましたが、一般的に記載されている方法ではうまくいかない部分があったので記録として残しておきます。 通常環境変数を変更した場合は、…